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​親知らず治療

以下のような症状が気になる方は、親知らずが原因の可能性があります。
症状が当てはまらない場合でも、「親知らずかも?」と思ったら、遠慮なくご予約ください。
ご予約の際は「親知らず」でお取りいただければ大丈夫です。柔軟に対応いたしますので、ご安心ください。

✅ 奥歯のあたりがズキズキと痛い・嚙むと痛い
親知らずが生えかけている、または親知らずが虫歯に侵されている可能性があります

✅ 歯ぐきが腫れている・赤くなっている
親知らずの周囲に細菌がたまり、智歯周囲炎(ちししゅういえん)を起こしていることがあります。

✅ 口が開きにくい・顎が痛い
親知らずの炎症が顎の筋肉まで波及し、開口障害を起こしている可能性があります。

✅ 口臭や変な味が気になる
親知らずの周囲に汚れや膿がたまると、独特なにおいや味を感じることがあります。

✅ 奥歯の横の歯が押されている・傾いている気がする
横向きに生えている親知らずが、手前の歯を虫歯にしたり、溶かしている可能性があります。

✅ 一度痛くなって治まったが、また繰り返している
親知らず由来の炎症は、何度も繰り返す傾向があります。放置すると強い痛みになることも。

患者様からの主訴(気になる症状)について、まずは歯科医師およびスタッフが丁寧にヒアリングを行います。
「奥歯が痛い」「腫れている」「違和感がある」など、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

ヒアリング内容をもとに、親知らずが本当に原因なのかどうかを見極めるため、必要に応じて以下の複数の検査を組み合わせて診査・診断を進めていきます。
「抜く必要があるのか」「今すぐ対応が必要か」などを総合的に判断し、患者様の状況にあわせた治療方針をご提案いたします。

✅ 視診・触診
まずはお口の中をしっかり観察し、親知らずの生え方や炎症の有無、腫れの状態などを確認します。
腫れや痛みがある部位はやさしく触れて確認します。

✅ 歯周ポケット検査
親不知周辺の歯茎に歯周病が起きていないかを確認します。
ポケット検査といって、細い棒を歯茎にやさしくさしこみます。

​(痛みがひどい場合は痛みが引いてからおこないます)

✅ パノラマレントゲン(全体エックス線写真)
親知らずの位置・角度・隣の歯との関係・神経との距離などを把握するために、

まずはお口全体が写るパノラマ撮影を行います。親知らず診断の基本となる検査です。

✅ デンタルレントゲン(部分的なエックス線写真)
必要に応じて、より詳細に患部を確認するために追加で撮影します。

歯と歯の間の虫歯や歯根の状態を詳しく確認できます。

✅ CT検査(必要に応じて)
親知らずが神経に近い、斜め・横向きに埋まっているなどのケースでは、3Dの立体画像で詳細に確認することが重要です。CTにより、神経の位置関係や骨の厚み、病変の有無などを正確に把握できます。

✅ 開口量・咬合状態の確認
お口がしっかり開くか、かみ合わせに異常が出ていないかも確認します。
開口障害がある場合、炎症が広がっている可能性があります。

✅ 腫れが強く、麻酔が効きにくいケースもあります

親知らずの炎症が強い場合、麻酔が効きづらく、また顎があかないため処置ができない場合があります。
その場合は、まず炎症を落ち着かせるためにお薬を処方し、症状が改善してから抜歯を行います。

✅ 予定やライフスタイルにあわせたスケジュール調整も可能です

たとえば、

  • 大事なイベント(撮影・仕事・デート)の前に顔が腫れてしまうのは困る

  • 長期休暇にあわせて治療をしたい

  • とりあえず痛みを抑えてほしい→後日抜歯がいい
    といったご希望にも、柔軟に対応しています。

薬で一度症状を落ち着かせてからタイミングを見て抜歯する

またはまずは経過観察を行うなど、ライフスタイルに合わせた提案を心がけています。

✅ もちろん、その日のうちに抜歯も可能です

腫れや炎症が強くなく、安全に処置が可能な場合は、その日のうちに抜歯を行うことも可能です。
お時間に余裕がある方や、繰り返す痛みにお困りの方には即日対応もご案内しています。

​特に上の歯は即日抜歯に適しています。

✅ 専門的な症例は、連携医療機関へのご紹介も可能です

親知らずが極端に神経の近くにあるなど、麻痺が残るなどのリスクの高いケースでは、

CTを用いた精密診断を行ったうえで、連携する専門病院へのご紹介も行っております。

安全を第一に、患者さまが納得・安心して治療を受けられるようにサポートいたします。

🔍「本当に抜歯が必要か」をしっかり見極めます

親知らずが原因ではなく、

  • 噛み合わせの問題

  • 隣の歯の炎症

  • 上顎洞(副鼻腔)の炎症

  • 隣の歯の虫歯
    などが症状の原因となっていることもあります。

当院では、ただ「親知らずがあるから抜く」のではなく、「本当に抜く必要があるのか?」を丁寧に見極めて、過不足のない治療を提案しています。
どうぞ安心してご相談ください。

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親知らずの周囲に汚れや細菌がたまっている場合は、専用の器具でのスケーリング(清掃)や消毒薬を用いて丁寧にお掃除します。歯ブラシが届きづらい部位なので、日々のケアに加えて専門的な処置が重要です。

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親知らずがしっかり噛み合っているにもかかわらず、歯ぐきが一部かぶっていることで痛みや炎症を起こしている場合は、電気メスなどを用いて歯ぐきを整える処置を行うことがあります。状態が良ければ、親知らずを抜かずに“機能する歯”として残す選択肢も大切にしています。

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腫れや痛みが強い場合は、飲み薬(痛み止め・抗菌薬)や、歯ぐきに直接注入する薬剤で症状を和らげることが可能です。顎が開かない、痛みが強くて治療に踏み出せないという方には、まず薬で炎症を落ち着かせてから抜歯を検討することもあります。

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抜歯が必要と判断された場合は、しっかりと麻酔を行い、痛みを感じにくいよう配慮して処置します。当院では、インプラント治療で培った高度な麻酔技術を活かし、通常の浸潤麻酔に加えて伝達麻酔にも対応。ほとんど痛みなく抜歯を受けていただくことが可能です。

① 抜歯後の注意事項を丁寧に説明します

なれない抜歯に心配はつきものです。痛みを防ぐ方法も含め、細かく抜歯後の注意事項をせつめいいたします。またお薬が出る場合はお薬も院内でお渡しいたしますので、薬局に行く手間がありません。抜歯後の説明についてはこちらにも説明サイトがあるのでご一読ください。

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②抜歯後の痛みや、腫れにも対応いたします

​抜歯後には一定の確率で痛みが出る可能性があります。かさぶたが取れてしまうドライソケット、腫れ、痛み、糸のほつれなど原因は様々です。それについてのある程度の説明をしたうえで、投薬、かさぶたを作るための処置などをおこなっていきます。

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✅ 保険適用の範囲(3割負担の場合)

種類処置内容自己負担額の目安(3割負担)

単純抜歯:真っすぐに生えていて、簡単に抜けるケース約1,000~2,000円

難抜歯    :骨を削ったり、歯を分割して抜く必要があるケース約3,000~5,000円

処方薬痛み止め・抗生物質など約500~1,000円程度

レントゲン・CT等の検査費必要に応じて撮影約1,000~4,000円程度

※治療費の総額は 2,000円~10,000円程度 になることが多いです(保険3割負担の場合)。

1. 抜歯後、どのくらいで痛みがひきますか?

上の歯の場合はそんなに痛みが出ないことがほとんどです。

下の歯の場合は、1日から3日ほどで痛みが軽減してきます。

2. 痛み止めはいつまで飲めばいいですか?

痛みがある間のみで結構です。痛みがなくなれば中止してOKです。

胃の弱い方は胃薬を併用されてもよいかもしれません。

3. 腫れはどのくらいで引きますか?

2〜3日がピークで、1週間以内には落ち着くことが多いです。

4. 血が止まらないのですが大丈夫ですか?

つばに血が混じる程度の出血であれば問題ないです。

口の中に血がたまるレベルの場合すぐにご連絡ください。

5. 抜歯後に血の味が続くのは正常ですか?

血の味が少し続くのは正常です。逆にそれを気にしてうがいをしすぎるとドライソケット

(かさぶたが取れて痛みにつながる)ことがあるので気にしないのがベストです。

6. 食事はいつからしてもいいですか?

麻酔が切れてから(約2時間後)に、反対側で柔らかいものから始めてください。

辛い物や刺激的なものを控えていただければと思います。

7. 飲酒はいつからOKですか?

たくさん飲むのは控え、たしなむ程度でお願いいたします。

血の巡りが良くなりすぎると、出血や痛みの原因になるからです。

8. 入浴は当日でもいいですか?

長風呂は控えてください。血流が良くなり、出血や痛みの原因になります。

​さっとつかる程度でおねがいいたします。

9. うがいはどのくらい控えたほうがいいですか?

当日は強いうがいを避けてください。かさぶたがとれてしまうと、つよい痛みの原因となります。

10. 歯磨きはしてもいいですか?

抜歯部位を避けて、他の場所はしっかり磨いてください。

またうがいの回数を減らすため、歯磨き粉は当日は使用し内容がよいです。

11. 抜歯した穴に食べ物が詰まりました。どうすれば?

組織の回復とともに、必ず外に異物が排除されます。安心してお待ちください。

どうしても気になる場合は、ご連絡ください。

12. ドライソケットとは何ですか?

血餅(かさぶた)が取れてしまい骨が露出して激しい痛みが続く状態です。

早めの来院で処置できます。痛み止めなどもお渡しできます。

13. 抜歯後の穴はふさがりますか?

数週間〜数ヶ月かけて自然に歯ぐきが再生して閉じます。

14. 抜歯後に白い膜ができていますが大丈夫ですか?

治癒過程の一部(線維性被膜)で問題ありません。

食べかすのように見える場合がありますので心配なさらないでください。

15. 糸で縫いますか?

基本的に糸で縫うことはあまりありません。歯茎を大きく開いた場合や、出血が多い場合などに

縫合する場合があります。抜糸は1週間後に行います。

16. 顎がだるい感じがあります。

抜歯後の炎症や筋肉の緊張による反応で一時的なものです。

17. 抜歯後、頬や首まで腫れてきました。

範囲が広い場合や熱がある場合はご連絡ください。

18. 抜いた反対側の歯が痛い・しみるのですが?

反対側の歯で噛むことにより、歯に負担がかかり痛みや、しみ違和感が出るケースがあります。

まずは経過を観察し、症状が続くようであれば処置を行います。

19. 喉が痛い・飲み込みにくいです

奥歯の抜歯後はごくまれに炎症がのどに波及することがあります。

ご連絡ください。

20. 抜歯後、熱が出ました。

37.5度程度の微熱であれば自然な反応です。高熱や長引く場合はご連絡ください。

21. 抜歯部位から膿のような味がする

傷の感染が疑われますので、早めの受診をおすすめします。

22. 薬を飲み忘れたのですが大丈夫?

飲み忘れた次のお薬から順番に飲んでいってください。

23. 妊娠中に抜歯した場合の注意は?

体調の変化に敏感なので、少しでも異変を感じたらすぐご相談ください。

24. 抜歯後すぐ運動しても大丈夫?

**当日は激しい運動は避けてください。血流がよくなることにより出血や腫れの原因になります。

25. 抜歯後に口臭が強くなった気がします

清掃がしづらくなっている可能性があるので、洗口液やクリーニングのご案内をします。

26. 麻酔がなかなか切れません

個人差がありますが、3〜4時間ほどで切れるのが一般的です。*

27. 抜歯した側で噛んでしまった

軽度の傷なら自然治癒しますが、ひどく腫れる場合は診察が必要です。

28. 抜歯後に舌がしびれたままです

下の親知らずなどでごく稀に神経に影響が出る場合があります。経過を診させてください。

29. 抜歯後の腫れを早く引かせる方法はありますか?

濡れタオルなどで冷やしすぎない程度に冷却すると早く腫れが引きます。

​逆に氷などをつかうと治りがわるくなります。

30. 不安なことがあったらいつ連絡すればいいですか?

どんな小さなことでも、気になることがあればお気軽にご連絡ください。

お気軽にお問い合わせ・ご予約ください

診療時間 9:00~13:30 / 14:30~19:00 ※日・水・祝休診

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