
虫歯治療
以下のような症状が気になったら虫歯の可能性があります。これに当てはまらない症状があるときでも虫歯かな?と思った場合は遠慮なくご予約ください。とりあえず「虫歯」などでご予約いただければ柔軟に対応いたします。ご安心ください。
✅歯がしみる
冷たいもの・甘いもの・熱い飲み物などを口にしたときに、10秒以上しみるような違和感が続く場 合は、歯の中まで虫歯が進行しているサインかもしれません。
✅詰め物や被せ物の周りが欠けてしまっている、穴が開いている
詰め物の周りはセメントの劣化などにより虫歯が進行しやすいです。
✅詰め物や被せ物がとれてしまった。
詰め物被せ物の内部が虫歯になると、詰め物がとれてしまうことがあります。
✅歯に穴が開いている・欠けている
すでに虫歯が進行している状態と考えられます。単にかけている可能性もありますが早急にいらしてください。
✅歯の一部が黒く(茶色く)なっている・黒ずみがある
虫歯によって歯が溶けて変色している可能性があります。過去に充填した樹脂の劣化の可能性もあります。※着色の可能性もあります。
✅歯がズキズキと痛む・噛んだときに痛い
歯の内部の神経に到達する虫歯の可能性もあります。ぜひ一度いらしてください。
当院で対応した虫歯の症例を掲載しております。
似たような症状がありましたら、お早めにご相談ください。
患者様からの主訴を職員と歯科医師にてヒヤリングを行っていきます。ヒヤリングをもとに次は検査を行っていきます。いろんな検査を行い、本当に虫歯なのか、削る必要があるのか、削る必要があるならどのように治療するかを決定するためにいくつかの検査をおこなっていきます。その検査内容をいかに簡単に列挙いたします。
✅視診
目で見て検査を行います。また場合によってはマイクロスコープや拡大鏡を用いて検査を行っていきます。
✅レントゲン検査
エックス線を用いて、歯の内部の状況を確認していきます。目に見えない内部の状況が判断できます。
✅歯周ポケット検査
歯ぐきの状態を調べます(細い器具でツンツンとやさしく検査します)。虫歯が歯茎の際や、歯茎の内部にできている場合感触がかわります。また歯周病由来の痛みとの鑑別に用います。
✅歯髄電気診
歯の神経が生きているかどうかを調べる検査です。歯の内部の神経が生きているか、死んでいるかを判断します。それにより神経の処置にするか、また更なる画像診断が必要かなど痛みの由来を正確に診断する手助けになります。
✅温度診
冷たい水や暖かい水、空気などをいろんなところからかけて部位を特定、または原因の精査をおこないいます。
✅CT検査(必要に応じて)
CTを用いることにより、上顎洞内部の状況、歯の内部の状況、歯槽骨(歯が植わっている骨)の状況などがわかります。
検査結果をもとに虫歯かどうか診断していきます。
画像やCGなどを用いて現在の状況を説明していきます。
虫歯であればどの程度の虫歯なのかなどわかりやすく説明をこころがけております。
副鼻腔炎が原因だったり、かみ合わせが原因でしみているだけだったり、根の病気が原因で痛んでいたり、歯茎が原因で痛みが生じていたり、親知らずが原因で歯がやられていたりと本当に虫歯か、削る必要があるかをしっかりと精査していきます。 無駄に削られてしまい不信感を持って当医院に転院されてくる方も多数いらっしゃいます。
ただ見た目だけで虫歯と決めつけず、必要な検査を行い、原因を見極めたうえで治療をご提案します。
安心してご相談ください。
以下のように、虫歯と思われる症状の中にも、別の原因が潜んでいることがあります。
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副鼻腔炎が原因で、奥歯に痛みが出ることがあります
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噛み合わせの問題で、歯がしみたり、痛みが出ることがあります
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根の中の病気(根尖病変)や、歯ぐきの炎症、親知らずが原因の場合もあります
そのため当院では、**「本当に虫歯なのか」「削る必要があるのか」をしっかりと見極めてから、治療方針をご提案しています!
「虫歯になっても、削って詰め物や被せ物をすれば大丈夫」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、歯は一度削ってしまうと、元の状態には二度と戻りません。
詰め物や被せ物で治した後は、見た目や噛む力が回復することもありますが、実際には削るたびに歯の寿命は短くなっていきます。
だからこそ芝ポーラ歯科では、**「できるだけ削らない治療」**を重視しています。
削る必要がある場合も、できる限り最小限にとどめることで、天然歯を長く守ることを目指しています。
加えて虫歯のとりのこしをふせぐために、虫歯を赤く染める虫歯検知液を併用。
目視では判断できないわずかな虫歯も取り残しません。

◆歯の表面のエナメル質だけに虫歯がある状態の場合。
◆非常に軽度で、表面がザラザラしている程度の虫歯の場合は患者さんと相談の上、その場では削らす一度フッ素塗布を行い経過観察とする場合もあります。(→もし進行するようなら削る処置を行う)
◆範囲が小さい場合は虫歯の部分だけを最小限に削り、光で固まる特殊な樹脂(コンポジットレジン)にて充填し、当日中に処置が終わります。色は白色です。(保険診療)
◆範囲が大きい場合は(隣接部分を含む)かたどりを行い、2回目に処置が終了いたします。
範囲が大きい場合保険診療・自由診療のメリットデメリットを説明させていただき、合意のもと処置を行います。

◆虫歯がかなり進行し、歯の内部の神経にまで到達している場合
→何もしなくてもズキズキとした痛みがある、痛み止めを飲んでも夜寝られないなどの痛みがあるケースが多いです
◆痛みが強い場合、歯の神経がすでに半分ほど壊死している可能性があり、回復は見込めません。このような場合は、歯の内部にある神経を除去する「根管治療(こんかんちりょう)」を行います。数回にわたる治療ののち、詰め物または被せ物を製作します。詳しくは[精密根管治療]のページをご覧ください。
◆神経に炎症が及んでおらず、痛みがない・または軽度の場合は、神経を取らずに治療を行えることがあります。当院では、ドッグベストセメントなどの特殊薬剤を使用することで、神経を保存する方法も選択可能です(自由診療 15,000円)。
◆いずれのケースでも、最終的には歯の形を回復する処置を行います。
神経の治療を行った歯は、通常大きく削って被せ物を装着することが多いですが、当院では**できる限り歯を削らずに済む方法(詰め物や部分的な被せ物)を優先的にご提案しています。

🦷虫歯が象牙質に達した場合の治療
虫歯が歯の第二層である象牙質(ぞうげしつ)に達すると、冷たいものや甘いものがしみるなど、自覚症状が現れることが多くなります。また、歯に穴があいているケースもよく見られます。
◆虫歯の範囲が小さい場合
虫歯の部分のみを最小限に削ることで、コンポジットレジン修復(白い樹脂の詰め物)にて治療を行います。短時間で完了し、見た目も自然です。
◆虫歯の範囲が大きい場合
虫歯が広がり、隣の歯の面まで及んでいる場合や、歯の頭が大きく欠けている場合は、型取りを行い、部分的な詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を製作します。
神経に近い深さまで虫歯が進んでいる場合は、神経を保護する薬剤を使った処置や、特殊な神経温存治療(自由診療15,000円・希望者のみ)を挟むことがあります。
治療後に痛みやしみる症状がないことを確認してから、最終的な詰め物・被せ物を装着していきます。
◆素材の選択について
詰め物・被せ物の素材は、以下からお選びいただけます:
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保険適用:銀歯(金属)/CAD/CAM冠(白いプラスチック)
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自由診療:セラミックなど自然な見た目と耐久性を備えた素材
それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さまのご希望やお口の状態に合わせてご提案いたしますので、ご安心ください。

🦷歯がほとんど残っていない場合の治療について
虫歯を長期間放置してしまった場合、歯の頭の部分(歯冠)がほぼ失われ、根っこだけが残った状態になることがあります。
このようなケースでは、歯の神経はすでに死んでおり痛みを感じないこともありますが、根の先で感染を起こすと、強い痛みや腫れを伴うことがあります。
◆可能なかぎり、歯を残す努力をします
当院では、根の状態によっては感染根管治療(歯の根の中の清掃・消毒)を行い、できるかぎり歯を残せるよう努めています。
ただし、根の破折や大きな病変が見られるなど、保存が難しい場合もあります。
◆残念ながら抜歯となる場合もあります
歯の保存が難しいと判断される場合は、患者さまと十分に相談のうえで抜歯を行うことがあります。
抜歯後は、以下のような方法で歯を補う治療をご提案
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ブリッジ:前後の歯を削って橋のように人工歯を固定する方法
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入れ歯:取り外し式の義歯を装着する方法
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インプラント:人工の歯根を埋め込み、上に人工歯を取り付ける方法
✨また当院では、いきなり歯を抜くようなことは決してありません。状態をしっかり診査し、治療方針をしっかりお伝えしたうえで、ご納得いただいた上で処置を進めてまいります。
当医院で行った虫歯処置の症例写真集です。クリックで拡大されます。後日説明を追加いたします。
① 歯を「守る」虫歯治療 ─ 削らないための取り組み
歯は一度 削ってしまうと、元には戻りません。詰め物や被せ物で一見回復したように見えても、削るほどに歯の寿命は短くなってしまいます。
当院では、できる限り「歯を削らない」「削る場合も必要最小限に留める」「時に削らない」ことを重視し、長期的に天然歯を守る治療を行っています。
そのために、マイクロスコープや拡大鏡を使い、肉眼では見えない部分まで確認。治療が必要な箇所だけを、繊細かつ高精度に処置することが可能です。
患者さまとモニターを一緒に見ながら丁寧にご説明し、治療への不安や不信感にも寄り添います。

②「抜かない・残す」ための精密治療
重度の虫歯であっても、当院では可能な限り歯を残す精密治療をおこなっています。
CTやマイクロスコープを駆使し、訓練を積んだ歯科医師が症状に応じて丁寧に対応。歯の内部構造を正確に捉えながら、再発リスクを抑えた精密な治療を行います。
当院の精密治療がもたらすメリット
・歯を削る量を最小限に抑えられる
・再発のリスクが低くなる修復治療
・初期の虫歯やひび割れの早期発見
・治療前後の状態を明確に比較・記録できる

③痛みに配慮した、やさしい虫歯治療
「歯医者=痛い」と感じている方にこそ、当院の治療を受けていただきたいと考えています。
当院では、痛みを最小限に抑えるための設備と麻酔技術を整え、時間をかけた丁寧な麻酔で、治療中のストレスを軽減しています。
痛みに敏感な方や、歯科治療にトラウマのある方にも安心して通っていただけるよう、スタッフ全員が患者さまの気持ちに寄り添った対応を心がけています。
セカンドオピニオンにも柔軟に対応しております。
他院様にて「抜歯するしかない」と診断を受けられた方も、まずは一度当院のカウンセリングへお問い合わせください。おまちしております。
