親知らずが痛い ~抜かないパターン~
こんにちは、芝ポーラ歯科です🐻
親不知が痛い!!!!そんな時何を思い浮かべますか!?
『抜歯』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
でも怖いし・・・、痛いかもしれないし、腫れるかもしれんし・・・。
抜かなくてよい方法があったりしないかなぁ・・・・・。
というわけで実際抜歯するケースも多いのですが、抜歯しないケースなんてのも実は多いのです!
そんな「非」抜歯ケースをご紹介いたします。
患者様は20代の方、親知らずのあたりが痛いとのことで来院されました。
口腔内を診察したところ、生えかけの親知らずに歯茎が乗っかっています。

この、歯茎、別名「歯肉弁」といいます。こいつがあると、
①中に汚れがたまり腫れる、痛む、歯に穴が開く(虫歯)
②上の歯と当たり(=噛みこんで)腫れる、痛む
③周囲に汚れがたまり腫れる、痛む、歯周病になる
などの症状を引き起こします。下のような感じですね。
イラストはこんな感じになります。

こんな場合、抜歯を行うことで上記の問題を解決することができます。
しかし抜歯を行わなくても問題が解決するケースもあるのです。

ここでレントゲンを見てみると・・・ 🌞上の歯としっかり噛んでいる⇒しっかりと歯の役割をしている(重要)
🌞手前の歯が欠けている。。。⇒噛む力が強い
⇒親知らずのかみ合わせがなくなると、さらに手前の歯に負担がかかり欠ける可能性がある
🌞まっすぐ親知らずが生えている
🌞骨に埋まっているわけではない
🌞親知らずに虫歯がない
🌞レントゲン上で周囲の骨に影響がない
という感じで、親知らずにもかかわらず、しっかりと上下でかみ合っており炎症さえなければ普通の歯として問題なく使えそうでした。
また口腔内をよく観察するとこの方は、噛み合わせが強く、手前の歯がかなりすり減っており、親知らずのかみ合わせがなくなることにより手前の歯にさらなる負担がかかる可能性がありました。
そこで
①抜歯はいつでも行えること
②歯茎を切ってみるのも一つの方法であること
③手前の歯の負担を考えると抜歯以外の方法もあること
を説明したところ、抜歯ではなく、親知らずに乗っかっている歯肉を切ること(歯肉弁切除術)で対応することといたしました。
(歯肉弁切除術は、親知らず以外の永久歯の生え変わりで生じた萌出性歯肉炎でも一般的に行われている治療法です)

まずは麻酔をします。
芝ポーラ歯科では、表面麻酔(塗る麻酔)を先に行い、麻酔の際の『ちくっっ』という感覚もほぼ感じないよう、なるべく痛くない麻酔を心掛けています。
麻酔が効くまでの間に、今回使用する器具を準備します。
今回は、歯の上に乗った歯肉を切り落とすだけなので、高周波電気メスを使用します。

🌻細かい操作が可能
🌻切除しながら止血ができる→通常のメスよりも治療時間が短くなる
ことがメリットです。
器具には得意・不得意な症例があるため、必要に応じて通常のメスと電気メスを使い分けています。
さて、麻酔が効いてきたところで、治療を進めます。

電気メスで、不要な歯肉を除去し、消毒します。(5分くらいでした)
写真は切った直後のものですが、すでに出血はほとんど止まっています。
歯肉の断面は、数日出血やちくちくと口内炎のような痛みが出ることがあります。
1週間程度は歯ブラシなどを強く当てないようにしていただき、1か月程度できれいに治癒します。

その後は経過観察とともに、定期健診を行いながら、歯の萌出を待ちます。

芝ポーラ歯科では、
なるべく歯を抜かず、痛くなく、短時間で終わる治療を心掛けています。
もし、抜歯が必要なケースでも、芝ポーラ歯科で親知らずの抜歯を行うことが可能です。
(神経に近接している、複雑な形をしているなど難症例の場合には、大学病院などへの紹介状をお渡しすることもあります。)
港区芝公園・田町・三田・赤羽橋で治療を検討されている方、親知らずが気になるけど抜く以外に方法はないのか?とお悩みの方、ぜひ一度ご来院ください🍃





