神経を残す治療!ドッグベストセメント
- 5月11日
- 読了時間: 3分
むし歯が大きくて神経をとる(抜髄)ことになってしまった。 そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、薬剤の作用を利用して、なるべく神経を残したまま治療する方法をご紹介します。 下の奥歯がむし歯で大きく欠けてしまった患者様。 冷たい物が少ししみるが、刺激が無ければ痛みは感じないとのことでした。 症状レントゲン上でも、神経(歯髄)ギリギリまで達しているむし歯が確認できます。 むし歯治療の基本は、虫歯で黒く変色・やわらかい部分をドリルなどで完全に取り除き、その上で上で樹脂やセラミック・金属などで修復していきます。 神経にまで達する虫歯だった場合は神経を除去する処置(抜髄)を行います。
神経を除去するので歯がもろくなり、歯の寿命が縮まります。 そこで開発されたのが、ドッグベストセメントです。

虫歯をある程度除去したのちドックベストセメントを貼付します。虫歯がセメントによって完全に殺菌されるので神経を除去せずに虫歯処置が完了します。またセメントには永続的な薬効があるので、象牙細管内に潜んだ虫歯菌も浸透殺菌します。 ドックベストセメントの「メリット」
神経を取らなくてはならない大きな虫歯でも神経をとらずに処置できる
神経に達していない中程度の虫歯でも削る量が減る
お子様の若い永久歯の虫歯に最適(神経を残せる)
治療回数が少ない(神経を取る治療は時間がかかります)
削る量が減るため一般的に歯の寿命が延びる
天然成分であるため、お薬にアレルギーがある方でも安心して使用できる
ドックベストセメントを詰めた部分は永続的な殺菌効果が期待できる
ドックベストセメントの「デメリット」
保険適用ではなく自費治療となる(15,000円) 加えて、その後の最終的な詰め物・かぶせ物も自費治療となります
虫歯になっている部位や虫歯の量・状態によっては適用できない場合がある
今後虫歯にならないことを保証するものではない
激痛の出ている歯には適応できない
経過観察が必要となる
上記を説明した上で、患者様はドックベストセメントでの治療を希望されました。

まずはむし歯をピンクに染め出してむし歯をできる限り除去していきます。 通常の治療法であれば、確実に神経を除去(抜髄)する必要がありますが、今回は神経の除去は行いません。
ドックベストセメントを塗布します。

↑暫定の材料です
その後、プラスチックの材料で仮蓋を行い、その日の治療は終了します。
経過観察で来院されましたが、痛みや不具合などは無く、喜んでいただけました。
今後、詰め物の作製を行い、治療終了となります。
費用
自由診療:ドックベストセメント15,000円+ジルコニアインレー55.000円
*ドックベストセメントを行う場合は最終的な詰め物も自由診療になります。
期間
3~4回
*ドックベストセメント治療1回+経過観察~詰め物の作製2~3回
ドックベストセメント治療を行っている歯科医院は限られています。
港区芝公園、田町、三田、赤羽橋などでできるだけ長く神経を残す治療をしたいとお悩みの方、ご予約・ご来院お待ちしています。




