こんにちは🍋
芝ポーラ歯科です🌈
60代男性
突然前歯がぱっくりと割れてしまい来院されました。
歯が割れた時の対応には、様々なパターンがあり、頭だけかけた場合は樹脂で修復するなどの処置が、また腰?の位置で割れた場合などは、差し歯(あえてわかりやすい表現といたします)などの手段で治療が可能な場合があります。
しかし今回の場合はつま先までぱっくり割れてしまっておりましたので、悲しいことに抜歯一択になってしまいました。
抜歯をした場合、入れ歯や、両隣の歯を削るブリッヂなどの手段にて欠損部を修復いたします。
この患者様はそれぞれの治療のメリットデメリットを踏まえたうえでインプラントを選択されました。
歯を抜くと歯の周りの骨がやせていきます。奥歯であれば大して問題にはならないのですが、前歯の場合は歯茎も瘦せてしまい、審美性に大きくかかわってまいります。そこで今回の処置は、骨を守るために抜歯と同時にインプラントを埋入しする抜歯即時埋入をおこなうことといたしました。
上の前歯とインプラントを比較するとインプラントのほうが少し細いので隙間ができます。
そこで上記写真の矢印の部分に人工の骨をしっかりとインプラントの周りに造成してオペを行いました。
オペ時間は45分ほどで完了いたしました。
オペ終了時の写真になります。きれいに縫って終了となります。
インプラントが骨とくっつくまっで2か月程度を要しますが、その期間に前歯がないわけにはいかないので、仮の歯を接着剤で暫定的に固定して見た目も問題ない状態にいたします。
(画像が血液で汚れていますが実際はきれいな歯に見えます)
オペ後は風呂や、マラソン、極端な深酒など極端に血流の良くなる行為は控えていただく以外は(痛みの原因になります)特に気にすることなく普段と変わりない生活を送ることができます。受付にて痛み止めなどもお渡しいたします。
オペから1か月半後の写真になります。特殊な器具を用いてインプラント周りの歯茎をしっかりと直していきます。通称二次オペを行ったとの画像になります。見慣れていない方でもきれいに歯茎が治っているのがお分かりいただけると思います。
その後かたどりを行い、厳選した技工所が製作するセラミックの歯を入れていきますが、その前に一度上記のようなインプラント接続型のプロビジョナルレストレーション(要するに仮歯)をセットします。
歯茎のラインがずれていないか、話しにくくないか、噛み心地がなど多岐にわたるチェックを行いそれをたたき台として最終補綴物をつくってまいります!
料金
45万円
通院回数
6回 (2か月半)
デメリット 痛みを伴う場合があります。腫れる場合があります。
芝ポーラ歯科は小さなお悩みも承ります⭐️
まずはお気軽にご連絡ください🌱